"水無月"

吉蔵さんで買ってきた「水無月」。
6月に毎年いただいているお菓子です。

「水無月」はういろうに小豆をのせて固めたもの。
元々は旧暦の6月1日が氷の節供で、室町時代の宮中の行事として
氷室で蓄えられた氷を食べて暑気払いをしていたのですが、
当時の庶民には氷は高級品なので、 代わりに氷に似たお菓子を
食べるようになったのが和菓子の「水無月」なんだそうです。
白い三角形は氷を表し、小豆は悪鬼払いのおまじないとのこと。
6月30日、一年の折り返しの日に暑気払い、無病息災を願い食べるお菓子なのです。

ということで、日々、いろいろ理由をつけて、
いや、理由がなくても美味しくお菓子をいただいているわけです。
今日は送っていただいた新茶を水出しにして一緒にいただきました。

奥に写ってる紫陽花は弱ってきたので花のすぐ下でカットして水を張った硝子の器にいれたもの。
こうすると花がちょっと長持ちするんですよね。

和菓子処 吉蔵
福岡市中央区谷1-12-36 Tel 092-712-1272
営業時間:10:00〜17:00
不定休

July 1, 2022 12:13 | Comments (2)